「HSPとして楽しく生きることを考え続けた約4年。敏感さをプラスにするコツ」についてお話しします。
最近、テレビでHSPという言葉が出始め、このブログにもHSPで検索してくださる方がたくさん来てくださるようになりました。
HSPの私が部屋を片付けられない理由とは?人より敏感な自分を理解する
私がHSPだと気づいたのは、主人と別居して2年目、息子が4歳になろうとしていた時…。
主人と別居した理由は、私がカサンドラ症候群で寝たきりになっているにも関わらず、誰にも助けてもらえずワンオペ育児をしていたからでした。
週3回通院しなければいけなかった息子の命を守るため、2歳の息子とふたりで暮らすことを決めました。
ただ、結婚して15年もの間、主人のアスペルガー症候群に気付かなかった私にも、何かあると思って過ごしていました。
いろいろ調べていくうちに、私自身はHSP(Highly Sensitive Person)であることがわかりました。
それ以来、HSPを受け入れて楽しく生きることを考えつづけたこの3年間…。
幼い頃から神経質だと言われ続けた私ですが、その敏感さを受け入れてプラスに変えてきた記事をまとめたいと思います。
HSP同士とは言え、かなりの個人差はあります。あくまで私の体験談として受け止めていただけると幸いです。
HSPの味覚過敏をプラスにする方法
まず最初に気付いたのは、水道水が飲めない理由は味覚過敏だということでした。
HSPの味覚過敏におすすめ!自宅にいながら富士山のお水に癒される?
今まで神経質と言われ続けてきた私は、それまで生きてきた中でいちばん美味しいと感じた富士山の水が飲めるウォーターサーバーを購入。
毎朝その美味しい水を飲むことで、幸せな気分に浸って「HSPでヨカッタ」と自己肯定を続けました。
他の人が味わうことのできない「水の違い」を満喫することで、HSPであることの喜びを味わうようになりました。
HSPの嗅覚過敏をプラスにする方法
次に考えたのは、嗅覚過敏の自分への対処法でした。
幼い頃はバキュームカーとすれ違うだけで食べたもの全部を吐き出してしまっていた私…。
学校に行く途中に何度も辛い想いをしながら、どんどん友達と離れていくようになりました。
そんな私が考えた、嗅覚過敏をプラスにする方法が、アロマテラピーでした!
HSPの嗅覚過敏をプラスに!アロマテラピー検定1級を独学で目指す理由
一度嗅いだら忘れられない香りばかりなので、すぐに覚えて合格できそうな気がしたのです!
…と言いながら、いろいろあって2年の月日が過ぎました(笑)
HSPの聴覚過敏をプラスにする方法
実はこの記事を書いたあとで、聴覚過敏もあることに気づきました!(笑)
それぐらい気にせず生きていたのには、音感に対する絶対的な自信を持っていたからでした。
HSPの聴覚過敏の対処法&わたしの経験による自己肯定感を高める方法3つ
聴覚過敏をあまりネガティブにとらえていなかった私の今までをご覧いただけると嬉しいです。
HSCだった幼少期の敏感さを「辛かったね」と認める時…
ある日、本屋さんで読んだ「子育てハッピーアドバイス」。
幼かった頃に怖がりでなかなか寝なかった私を「辛かったね」と認めてあげることができました。
「HSCの子育てハッピーアドバイス」を読んで。HSPの自分を認めるために…
大人になってからHSPだと気づいた方にぜひ読んでいただきたい本です。
幼かった頃、神経質だと言って怒られたり否定されていたご自身を認めてあげてください。
HSP同士のわかりあえる友達を見つける
このブログを見た私の幼なじみが、自身もHSPだということを教えてくれました。
HSP同士の友達ふたりでわかったこと「疲れる」が言い合える関係に。
物心ついた時から二十歳ぐらいまで一緒に過ごしてきた幼なじみなのですが、学年も違うし部活も違う、キャラも違う…。
そんなふたりの共通点が「HSP」で、お互いケンカをすることもなく40歳過ぎても一緒に遊ぶ理由がやっとわかった気がしたのでした。
HSPを自覚した上でできる仕事の探し方
そして最近の私は、HSPを自覚した上での仕事の探し方を考えるようになりました。
今までほとんど続かなかった仕事ですが、早いもので在宅ワーカー3年目。
家でパソコンを使いながら、基礎疾患のある息子を小学校まで送り迎えしています。
HSPの仕事の探し方!わたしの体験談による向いてないもの&向いてるもの
HSPと気づいて約4年…。
私がHSPということに気付いて約4年の月日が流れました。
最近気づかれた方が多いかとは思うので、ちょっと先輩ヅラしてお届けしてみましたが(笑)、HSPを知ってから格段に生きやすくなったことは間違いありません。
もし、落ち込んだとしても、「敏感やからここでこう思ってしまうんやな」と、切り替えができるようにもなりました。
そして、もし、他の人が傷つかないようなことで傷ついたとしても、「これは敏感やからこんなに傷つくんやよ」と、どっぷり傷ついて、いったん立ち止まる勇気を持てるようになりました。
疲れやすかったり、ついつい無理をしてしまう傾向があるので、その時はとにかくよく寝る。
寝ないと子育てに影響するからと、開き直って息子の前でも寝るようになりました。
敏感さは決してネガティブなことではないと、今なら胸を張って言うことができます。
最初にご自身のことをHSPだと受け入れる時は、いろんな過去がフラッシュバックする方も多いと思います。
辛いことを思い出して苦しい日が訪れるかも知れませんが、その優しさと敏感さで深く考えて乗り越えられることでしょう。
決して無理することなく、ご自身のことを大切に、「辛かったね」と子どもの頃の皆さんにそっと語りかけてあげてくださることを願っています。
そして、これから、ステキな楽しいHSPライフを過ごせますように…☆( *´艸`)